2011年2月8日火曜日

引きこもり家族会、相談窓口一本化訴え 次の一歩「行政の支援を」 栃木

 県内で引きこもり?不登校の児童生徒数が減らない中、引きこもりの子を持つ家族会が活発な活動を続けている。宇都宮市のNPO法人「KHJとちぎベリー会」では、同じ境遇にある親同士、本人同士が情報交換を続けている。代表の斎藤三枝子さんは「悩み、困っているときはまず相談してほしい」と話し、相談窓口を一本化するため「引きこもり地域支援センタ UGG 激安
ー」の設置を呼びかけている。(是永桂一)

 ベリー会は斎藤さんをはじめ、引きこもりの子供を持つ親が7年前に設立。昨年9月にはNPO法人となった。月1回のグループミーティングや学習会などを実施している。

 「同じ立場の仲間がいると実感すれば、心にゆとりができる。親が変われば子も変わる」と斎藤さん。会合には親だけでなく本 アグ ブーツ
人も集まり、近況報告などを行っている。まず本人が「自ら気づく」準備を促すことが大事なのだという。

 日光市在住の男性(32)は、高校1年のころ不登校になり、18歳から20歳代半ばまで自宅に引きこもった。宇都宮市の進学校に進んだが、勉学についていけずに中退。「それまでは成績もよく、生まれて初めての挫折に自分で折り合いがつかな UGG
かった」。以降、自宅のテレビがある居間だけが居場所となった。

 家族に見放されそうになり、自宅でも居場所を失いかけた。そんなとき家事の手伝いをするようになる。米研ぎや、風呂洗い…。ベリー会に参加していた母親が、居場所をつくる努力を続けた結果だった。数年ぶりに母親と外出するとき、履く靴がなく、父親の革靴を借りた。

 男
性は「引きこもりから脱却するためには『失敗しても大丈夫』と言ってくれる人が必要」と語る。今では介護の仕事に就き、ベリー会の会合にも顔を出している。同じ悩みを持つ人の相談相手となるためだ。

 「家族はどうすればいいのか分からず悩んでいる。次の一歩を踏み出すため、ぜひ行政が支援センターを作ってほしい」

 斎藤代表は、県の 12
意見交換会などで、さまざまな情報を集約する「引きこもり地域支援センター」の設立を訴えている。全国には十数カ所設置されているが、栃木県にはないからだ。

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引用元:石材販売、石材情報の専門サイト

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